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札幌市平岸霊園合同納骨塚
札幌市豊平区平岸5条15丁目平岸霊園内
地下鉄南北線「南平岸」駅徒歩10分

永代使用料:1体1,900円
合葬のため埋蔵後の遺骨の引き取り不可
申請者:札幌市内居住者で「お骨」をお持ちの方
(※申請者が札幌市民ならOKということです)

永代供養は付いておりません!
納骨(埋蔵)のみです。

永代供養と永代使用を混同して紹介しているサイトがあったりしますが、ご注意ください。遺骨を納めるだけです。
故人の名前や戒名を刻むことはできず、生前に申し込むこともできません。

以下は、北海道新聞(平成20年8月12日朝刊)より一部抜粋

「一代限り」 合葬増える

札幌市内で、遺骨を先祖代々の墓ではなく、納骨堂や合葬墓に納めて供養する人が増えている。
「お墓は代々守り継ぐもの」という価値観が変わってきたことや、地方の過疎化や少子高齢化で郷里の墓を守る人がいなくなってきたためだ。

(決め付け言い切っているのはどうかと思うが)

豊平区の平岸霊園には現在、約二千七百体の遺骨が眠る。施設は本来、引き取り手のない遺骨が対象だが、縁者がいる場合でも市民であれば一体千九百円の永代使用料で納骨できる。
昨年(平成19年)一年間で納められた遺骨は五年前の倍近い三百二十七体で、八割近くが縁者がいるケースだった。

記事にもあるように、この合同納骨塚は、本来引き取り手のない遺骨、いわゆる無縁仏の遺骨を納める目的で作られたものであった。
縁者、つまり祭祀継承者がいるケースが多いのは、少子化が要因の一つであるとは思うが、地方の過疎化や高齢化が要因となるケースは少ないと考える。
地方にある墓を現在の住居の近くに改葬(移転)すればいいわけだし、両家墓も可能であり、親類皆一つの墓に納めればいいわけでもある。
宗派が違っても家名が違っても血縁、直系尊属しか一つの墓に納めることができないというのは、現在にそぐわない考えであり、宗派不問の霊園に建立すれば問題ない。

先祖といっても、見たことも聞いたこともない何代も前の先祖に対して、先祖という意識が薄いのも確かです。

「お墓は代々守り継ぐもの」という価値観の変化と、「人に迷惑をかけたくない」という意識の現れ。
ここでいう「人」とは、自身の子供も含む親類縁者にさえ「迷惑をかけたくない」ということ。

迷惑をかけたくない」は、合葬墓を選択する人に限らず、孤独死問題においてもキーワードになっています。

遺骨の単なる納骨先として合同納骨塚

故人の魂は亡くなってから育つ、という考え方



北海道新聞平成22年11月26日朝刊より

終活~地縁、血縁に縛られず

札幌市営の平岸霊園には、合同の納骨塚がある。1体1900円で、納骨申請者が札幌市民であれば、だれでも利用できる。1988年に設置された当初は、引き取り手のない人の納骨場として想定していたが、近年は親族がいるケースのほうが圧倒的に多い。
札幌市保健所によると、昨年度納められた462対の遺骨のうち、引き取り手のなかったのは77体だけで、残りは親族がいた。
「2002年ごろから『無縁』と『有縁』が逆転した」と同保健所。納骨数も88年度から01年度までで計1256体、年平均約90体だったが、05年度ころから年間300~400体に増えている。(以下省略)

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